はじめに
まだまだ暑い日が続いていますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
ビジネスコーチの髙木です。
今回は、中小企業の経営者や管理職の方々に向けて、「コーチングを学び手に入れること」について考えてみたいと思います。
コーチングとは、個人や組織の目標達成を支援するプロセスです。
コーチングへの躊躇
しかし、コーチングを学ぶことに躊躇する方も多いのではないでしょうか。
「自分にはコーチングは必要ない」「コーチングを学ぶのは難しそう」といった思いから、なかなか一歩が踏み出せないのです。
実際、コーチングを導入する前は、目標や方針が曖昧で、行動に移せないという悩みを抱えている企業は少なくありません。
コーチングを学ぶ効果
事例紹介:増永社長のケース
九州で大手駐車場会社を経営されている増永社長も、以前はそのような状況でした。
しかし、弊社コーチングプログラムを社長を含む管理職(13名)へ導入したことで「組織全体の共通理解が進み、目標に向かって一丸となって進むことができるようになった」そうです。
では、コーチングを学ぶことで、具体的にどのような効果が期待できるのでしょうか。
導入後の3つの変化
増永社長へのインタビューからも、この3点が挙げられます。
1. 自身の考えや目標が明確になる コーチングでは、自分自身と向き合い、本当にやりたいことや目指すべき方向性を見出していきます。これにより、自己理解が深まり、目標達成への道筋が見えてきます。
2. コミュニケーション力が向上する コーチングのスキルを身につけることで、相手の話に耳を傾け、適切な質問を投げかけることができるようになります。これは、部下や同僚との意思疎通を円滑にし、チームワークの向上につながります。
3. 行動力が高まる 目標が明確になり、コミュニケーションが活発になれば、自然と行動力も高まります。コーチングを通じて、一人一人が自発的に動き出し、組織全体の活力が生まれるのです。
コーチング効果に関する統計
実際に、国際コーチ連盟(ICF)のグローバル調査によると、コーチングを受けたクライアントの多くが、パフォーマンスの向上や効果的な時間管理、自己肯定感の増大などの効果を実感しているそうです。
また、企業の86%が、コーチングへの投資額を最低でも取り戻しており、中には投資の50倍もの利益を上げている企業もあるとのことです。
クライアント調査によると、意識調査された人の驚くべき99%がコーチング全体験のいくつかまたは全体がとても満足していると答えています。
(出典:国際コーチング連盟(ICF)グローバル調査)
コーチングを学ぶことは、自己投資であり、組織への投資でもあります。
経営コンサルタント、ピーター・ドラッカー氏は、「組織の役割は人材の長所を生かし、短所を意味のないものにすることである」と述べています。
マイクロソフト創業者のビル・ゲイツ氏やGoogleの元CEOエリック・シュミット氏も、コーチングの重要性を説いています。
転換期にある今だからこそ、コーチングのスキルを身につけ、自身の可能性を最大限に引き出していきましょう。
まずは身近なところから始めてみてください。
部下との1on1ミーティングや、チーム内のコミュニケーションの場で、コーチングの考え方を取り入れてみましょう。
きっと、組織に新しい風が吹き込まれるはずです。
変化の波に乗り遅れることなく、今からコーチングを学び、実践していきましょう。
\コーチング体験はこちらより/
まとめ
コーチングを学ぶことで、自己理解が深まり、コミュニケーション力や行動力が高まります。世界的リーダーも推奨するコーチングスキルを身につけ、個人と組織の可能性を最大限に引き出しましょう。部下とのミーティングや日常の場面で実践することから始めてみてください。