コーチングの本質〜コーチングがもたらす化学反応とは?〜

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はじめに

みなさん、こんにちは。
ビジネスコーチの髙木です。
最近やっと涼しい風が感じられるようになりましたね。
秋の訪れを感じるこの頃、いかがお過ごしでしょうか。

て、今日は私が社内で実践してきたコーチングについてお話ししたいと思います。
コーチングを通して、人と組織がどのように変わっていくのか。

忘れられないセッション

私の体験をシェアできればと思います。

「頑張ってるね。今の気持ちを聞かせてもらえるかな?」
社内でコーチングを始めたばかりの頃、私は部下の一人とコーチングセッションを行いました。
業績が低迷し悩んでいる彼女に、ただひたすら耳を傾けたのです。
最後まで彼女の思いに寄り添い、話を聞いていると、セッション終了時に彼女がこう言ったのです。
「髙木さん、話を聞いてくれてありがとうございました。凄く楽になりました」

それから数ヶ月後、別の部下がコーチングの中で出したアイデアを実行に移しました。
任せてもらえたことが嬉しかったのでしょう。彼女は涙を流しながら私に感謝の言葉を述べてくれたのです。
「髙木さん、自分のアイデアを信じて実践させてくれて本当にありがとうございます」

相手を信じる

この時、私は気づきました。
コーチングの真髄は、相手に心から寄り添い、ひたすら耳を傾けることなのだと。

誰しも、理解者や応援者を求めているものです。
上司があなたの味方でいてくれる、あなたの力を信じてくれる。
そう感じられるだけで、人は大きな勇気をもらえるのです。

相手の話に耳を傾けるだけで信頼関係は深まっていきます。
そして、アイデアを承認され、実行を後押ししてもらえることで、
人は「任せてもらえている」と実感し、当事者意識を持って主体的に動き出すのです。

私が社内で実践したコーチングは、少しずつ職場を変えていきました。
部下たちはやる気を取り戻し、徐々に自発的に仕事の質を高めるようになったのです。

コーチングの本質

コーチングは、あなたのチームや組織を必ず活性化してくれるでしょう。
リーダーがコーチングマインドを持ち、メンバー一人ひとりと向き合い、信頼関係を築くこと。
それが、人と組織に化学反応を起こすのです。

国際コーチング連盟(ICF)の定義によると、
「コーチングとは、クライアントが自身の可能性を最大限に発揮し、自ら考え、気づきを得ることで行動を変容させ、その結果として個人や組織、そして社会が望む成果を達成するためのパートナーシップのプロセスである」とあります。¹⁾

まさに、コーチングの本質は、相手の力を信じ、気づきを引き出すことにあります。パートナーとして共に協力しあい伴走していくのです。


【出典】1) ICF国際コーチング連盟 日本支部 https://icfjapan.com/about-icf-japan/

まとめ

あなたの仕事の悩みは部下のやる気を引き出したい? チームをもっと団結させたい?
コーチングは、きっとその答えをもたらしてくれるはずです。
聴くこと。信頼すること。それが全ての始まりなのです。


コーチングの真髄は、相手に寄り添い、耳を傾け、信頼関係を築くこと。
部下の話をじっくり聞き、アイデアを承認し、実行を後押しすることで、メンバーは当事者意識を持ち、主体的に動き出す。
リーダーがコーチングマインドを持つことで、組織は少しずつ活性化していく。
コーチングは、あらゆる仕事の悩みを解決に導く処方箋となる。

今週のコラムは如何でしたでしょうか?

ぜひ読んでみた感想を教えてください。
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この記事を書いた人

髙木 明宏のアバター 髙木 明宏 株式会社コーチ&メンタージャパン 代表取締役

製造業で37年間ラインスタッフ、製造管理職、海外拠点代表を経験してきました。
タイ駐在時にコーチングを知り社内へ導入、自らトップダウン型からコーチング型マネージャーを目指し、次世代のリーダー、マネージャーたちの自発性を引き出し主体性を育て、帰国後も組織力強化の為、マネージャークラスへコーチングプログラムを実施してきました。

マネージャー達の行動の変容に手応えを感じ、自ら社会へ向けて発信していき、国内や海外駐在の日本人、リーダー、マネージャー、経営者に向けてコーチングで関わり、世の中のリーダーをより元気に主体性を持たせ日本企業の組織力を高めていくことに関わっていきたいと思います。

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