内発的な目標設定がモチベーションを生む 〜Want to目標の作り方〜
内発的な目標設定がモチベーションを生む 〜Want to目標の作り方〜
はじめに
こんにちは、コーチ&メンタージャパンの髙木明宏です。
新年を迎え、多くの方が今年の目標を立てられたことでしょう。
でも、その目標は本当にあなた自身の「やりたいこと」ですか?
人から言われたからとか、なんとなくかっこよさそうだからという理由で決めていませんか?
内発的な目標の重要性
コーチングの考え方では、他人の期待に応えるための「しなければならない(Have to)」な目標より、内発的な「やりたい(Want to)」な目標を重視します。
なぜなら、自分の価値観に根差した目標にこそ、強いモチベーションが生まれるから。
「しなければならない」は義務感からくるもので、ストレスを感じやすい。一方、「やりたい」は自発的な想いが原動力となり、充実感を得られるのです。
「絶対にこれを成し遂げたい」
そう心の底から思える目標があれば、行動が伴わないはずがありません。
目標達成へのエネルギーが湧いてくるのを感じられるでしょう。
では、内発的な目標をどうやって見つければいいのか。
まずは自分の価値観を探ることから始めましょう。
自分の価値観を探る
過去の経験を振り返る
あなたが心から楽しいと感じたのは、どんな時ですか?
苦しくても充実感を覚えたのは、どんな経験ですか?
そこには、あなたの価値観が隠れているはずです。
理想の未来イメージを描く
1年後のあなたは、どんな姿でいたいですか?
どんなことを成し遂げて、どう認められていたいですか?
ワクワクするようなビジョンを、具体的に思い描きましょう。
今の現実を認識する
理想と現実のギャップから、必要な行動が見えてきます。
目標達成に必要なスキルや知識は何でしょうか。
まずは何から着手すべきかを明確にしましょう。
SMARTの原則で目標を具体化する
こうして見つけた内発的な目標を、SMARTの原則に沿って具体化していきます。
Specific(具体的)
Measurable(測定可能)
Achievable(達成可能)
Relevant(関連性がある)
Time-bound(期限がある)
この5つの要素を押さえて、行動レベルで目標を設定しましょう。
SMARTについては、また別の機会に詳しく説明したいと思います。
部下の目標設定をサポートする
組織のリーダーなら、部下の目標設定もサポートする必要がありますね。
大切なのは、部下に「やりたい(Want to)」を引き出すこと。
コーチングスキルを使って、部下の内なる声に耳を傾けてください。
モチベーションを保ち続けるために
目標達成の秘訣は、モチベーションを保ち続けること。
そのカギを握るのが、自分の価値観に沿った「やりたい(Want to)」な目標です。
コーチング的な目標設定で、充実した一年を過ごしましょう!
株式会社コーチ&メンタージャパン 髙木明宏
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