コーチングの特徴

人によってコーチングの捉え方はあると思います。皆さんのイメージもそれぞれに違うかもしれません。
  コーチングとは?
「対話を重ねることを通して、クライアントが目標達成に必要なスキルや知識、考え方を備えさせて、目標に向けて行動することを支援・応援すること」をいいます。コーチングは、歴史的には、1500年代ハンガリーのコチという村がありまして、そこで使っていた4輪の馬車を意味し、そこが由来されています。「大切な人を望むところまで送り届ける」という意味で使われており、そこから「人の目標達成を支援する」という意味で使われるようになりました。例えば、この絵でいくと「現在地点」から クライアントと二人でが右上の「望む地点へ」向かっています。中央付近に雨が降っています。

・例えば、この絵でいくと「現在地点」から クライアントと二人でが右上の「望む地点へ」向かっています。中央付近に雨が降っています。

普通の案内人(登山の先生や指導者)がする事、と私たちコーチがすることには違いがあります。

<普通の案内人であれば>

この先雨が降っているので、「雨ガッパと滑りにくい靴に履き替えてください。」または「山小屋で雨宿りします」「違う道からいきます」など指示、命令、アドバイスします。

<コーチの場合>

教えたり指示をするのではなく、この時に問いかけます。

「この先を見て如何思いますか」、考えを聞いたり
「先が暗いですね、何か準備はありますか」準備を確認したり
「この先も進んでいきまたいですか」、と覚悟を確認したり
「過去に雨の登山の時如何されていましたか」経験を聞いたり
「天候が悪い日のトレーニングはしたことがありますか」スキルを確認したり
コーチの問いかけによって。相手は自発的に傘を準備したり。滑らない靴に履き替えたり、地図を準備し安全な道を探したり、雨宿りの場所を探したり。前進するための知識、スキル、準備や行動するための整理ができ前に進むことができます。この対話から生まれていく行動がコーチングのプロセスと言えまして、、「コーチはクライアントを行動に導きます。」「コーチはクライアントの伴走者になります」というイメージでお考えになればいいと思います。

1on1セッション

コーチングはクライアントの潜在的な意識や知識・思いを顕在化して行動や実践していく為の橋渡し(ブリッジ)になります。
例えば、今までの発明は全て、自動車、テレビ、スマホ 、電気自動車、これは全て誰かの頭の中にあった潜在的な思いです。
皆さんも、思い当たることがありませんか?同僚や友達と話していく中で同じように顕在化していったものがあるのないでしょうか?
全ては関係する人との間で対話によってそのアイディアを話し、具体化し 行動、実践、挑戦して顕在化させたものになります。一人で生まれたものではなく、関係する人との間の対話の中で、自分の意識を言語化させて相手に伝えながらも自分でも自分の意識、考えに気づいて、より解像度を上げて出来上がったものになります。
コーチングはその潜在的な意識、知識、思いを顕在化する力を持っています。

・1対1で行うコ ー チ ングセッション の 最 大 の 目 的 は 、 目 標 達 成 す ることで あり、 そ の た め に コ ー チ ング を 受 ける人が自分自身の力で自分の能力を開発できるようになることにあります。
クライアントの手に入れたい目標、ゴールに向けてコーチとクライアントで半年から1年程度期間を決めて定期的にセッションを行います。
この絵でいく赤い部分が現在地点(目標設定)からの成長ポイント、ギャップとなります。この現地点からのギャップが何なのか、セッションの中ではっきり、具体化させて行動を起こしていきます。
但し、現地点から目標まで一気に行くことや赤いギャップ(成長)に何の課題があるか、大きすぎて具体化することが難しくなります。

コーチングスキル

コーチングのスキルは、100以上あり、ベースとなるスキルは「傾聴」から始まり「質問」「承認」「フィードバック」、「提案」、「要望」などがあります。

 

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